誰でも参加できるSST

2023年11月で ” 祝 6年目 ”

 

私たちも、”誰か”に助けられたから、今日まで来られました! 微力ながら、困っている”誰か”の力になれる場を提供しています !

誰でも参加できるSSTは、自分と同じような”悩み”を持つ仲間との交流を通して、自分の「特性」との向き合い方が、かつてと大きく変わっていく参加者も見られます。

次 回

2024年 5月 26日(日)13;30~16;30

ウイズあかし  802


2024年 開催日程

 

〇第34回『誰でもSST』 会議室 未定    12月  1日(日)13;30 - 16;30 

〇第33回『誰でもSST』 会議室 未定    10月  6日(日)13;30 - 16;30 

〇第32回『誰でもSST』 会議室 703    7月  28日(日)13;30 - 16;30 

〇第31回『誰でもSST』 会議室 802     5月  26日(日)13;30 - 16;30 

〇第30回『誰でもSST』 会議室 802     4月  7日(日)13;30 - 16;30 

第29回『誰でもSST』 会議室 703     1月 28日(日)13;30 - 16;30 

 


☞ 参加者レビュー・参加者評価 4.8点(5点満点)

評定;とても満足(5点)、満足(4点)、どちらでもない(3点)、やや不満足(2点)、不満足(1点)

1.当事者の声

とても満足(5点) 初めて参加して、とてもあたたかい場だと感じました。気持ちの切り替え方や上手な断り方を学べて良かったです。たくさんの考えや色々な視点を教えて下さって有り難うございました。機会があれば、ぜひ参加して学ばせて頂きたいです。(小学6年、宝塚市)

とても満足(5点) 私が悩んでいる考え方をみんなで共有できた。新しい発見がありました(10代、高校生、神戸市)

とても満足(5点) いろんな視点や対応の仕方があることを学べ、とても良かったです。(40代、宝塚市)

とても満足(5点) SSTを受けてみて相手の立場も分かり、すっきりしました。職場の上司と部下のSSTも、相手の立場への配慮が大切だと思いました(50代、神戸市在住)

とても満足(5点) 実際にトレーニングを経験させて頂きました。気づきや発見、学びがあり、非常に参考になりました。次回も具体的なシチュエーションを基に、問題解決に向けて取り組んでいきたいと思います。もう少し開催回数を増やしてもらえないでしょうか(30代、明石市)

とても満足(5点) 自分の”本音”を、人の前で初めて自己紹介しました。緊張して涙が出るのかなと思いました(でも、頑張れたかな)。ADHDのトークン表を参考にします(50代、神戸市)

どちらでもない(3点) 途中参加だったので、内容を理解しきれなかった(30代、小野市)

とても満足(5点) SSTを練習することができて良かったです(50代、神戸市)

とても満足(5点) SSTを体験させてもらいました。いつも他の人の意見が聞けて、参考になります(50代、近畿地方)

2.支援者、一般、学生さん、ご家族の声

とても満足(5点) 「相手の行動をとがめる前に、直前の状況に着目して、ツボを押さえた接し方を考える」という応用行動分析の部分は、なかなか出来ていない部分だったので、今後に活かしていきたい。(40代、神戸市、高校教員)

とても満足(5点) 少しずつですが、何度もSSTに参加するにつれて理解が深まってきたように思います。まだまだ実践は出来ませんが、学び続けたいと思います。何らかの形で、ここで学んだことが活かせるようになったらと思っています。(60代、小学校教員、たつの市)

とても満足(5点) 実際にSSTを必要とする人の支援に参加してみて、ご本人の意思を大切にしながら進行していく方法を学べました。繰り返し、思い出しながら進行していく役割を身に付けたいと思います。(40代、神戸市、放課後等デイサービス)

とても満足(5点) 進行役(コリーダー)を体験させて頂いて、自分の課題がよくわかった。(60代、明石市、司法キャリアコンサルタント)

とても満足(5点) 初級研修を受けた後、忘れていたことを思い出せてよかった。普段からSST的な対応が出来たらいいなと思う。もっと頑張りたい(60代女性、児童発達支援関係)

とても満足(5点) SSTの考え方がよくわかった。具体的な事例があったので良かった。良いところを探して褒めるのは、さっそく今日から実践しようと思った(40代、障害者就労支援関係)

とても満足(5点) SSTのポイントの「常に良いところを探して褒める」がとても難しいと感じていたが、短い言葉で、簡単な言葉でいい!、とわかった(50代、家族・児童発達支援関係

とても満足(5点) ロールプレイの類似課題が大変参考になった(60代、障害者就労支援関係)

とても満足(5点) 利用する子どもにだけ焦点を当て過ぎていたが、支援者にもSSTが当てはまることを知れた。ADHD児童の対応について知れた。また参加したい。(20代、児童発達支援関係)

とても満足(5点) 様々な解決方法(言葉だけに頼らず、耳栓したり、場所を移動したり様々な方法)を相談したり講義が聞けた。子どものSSTについても聞けて良かった(30代、医療事務)

とても満足(5点) 褒め方について分かった気がする。協働(共同創造)のお話を聞いて、協働による支援が大切と感じた。具体的にSSTを知ることが出来た。有り難うござます。(50代、児童発達支援関係)

とても満足(5点) 参加して話を聞くことでとても勉強になった(50代、知的障害者施設)


当事者の”声”

 

「SSTって、どんなところですか?」

 

・「SSTは成長するところです。私の人生の中でも、いろんな考え方ができるように広がりました。今日のSSTの練習もすごく頑張りました。自分に敢闘賞を上げたいです」(50代女性、統合失調症)

「ここへ来るようになって大分たちます。SSTでは、怖いくらい、今までの考え方や価値観が広がったと思います。SSTに参加するようになって、大分喋りやすくなりました。」(20代男性、軽度知的障害、うつ病)

「自分は大学時代はずっと閉じこもっていました。友達は一人もおらず、人との関わり自体を避けてきて、すごく生きづらさがありました。SSTに参加するようになり、得意とまではいきませんが、以前のような苦手意識は無くなりました。今はバイトにも行けるようになりました。」(20代男性、適応障害)


「誰でも参加できるSST」参加満足度の調査(2020)

ー SST学術集会2021での実践報告の抜粋(参加者54名の参加満足度の調査) ー

 

1.SST初級研修会に受講済みの方で、「誰でもSST」に参加された方(TAB1)

2.SST初級研修会は未受講の方で、「誰でもSST」に初参加された方(TAB2)

 


会場;ウイズあかし

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SSTで取り上げた「課題」の例

 

・突然、上司から退職を求められた。全員で受け止め方を応援する。

・バイト仲間との交友関係(高校生);バイト仲間への話かけ方

・一歩踏み込んだプライベートなこと聞かれる。どう尋ねるか。

・利用者から不快な行為をされた。就労支援支援者の対応

・利用者の「良い点」が見つからない。就労支援スタッフの対応

・タバコをねだられた。入院患者さんの断り方。

・苦手な人からプライベートなことを根堀り葉堀聞かれた。

・他人の欠点をグチっぽく話す人がいる。どう付き合うか。

・相手の都合を考えた電話の掛け方。入院患者さんの断り方。

・怒りに振り回される。冷静に話しあう方法。

・休職中に同僚にお詫びと感謝を伝えたい。

・家族への家事のお願いの仕方。一般の方。

・自分のことを噂話する人がいる。対応の仕方。

・職場の同僚に忙しい仕事を頼む。特例子会社での対応。

・家族にイライラする。怒りの言葉や態度を減らす方法

・発達に凹凸のある子どもへの対応。お母さんの場合。 etc

「誰でも参加できるSST」(過去のもの)


第14回 誰でもSST(4月18日)

 新型コロナが猛威をふるう中、主催者として万全の感染対策に腐心しながら「誰でもSST」を開催しましたが、とても気づきの多い、充実したワークショップとなりました。参加者の受講満足度は非常に高く、「とても満足」80%、「満足」20%で、「どちらでもない」「やや不満足」「不満足」は0%で、「とても満足」と「満足度」を合わせると、満足度100%の結果でした。対面研修でなければなし得ないと感じました。初参加の方以上に、複数の初級研修参加者が熱心に参加されて講師と一緒にリーダー、コリーダーに挑戦されましたが、主催者(講師、スタッフ)にとっても充実したワークショップとなりました。

 1.グループSSTのテーマは、①「放課後デイにおいて、保護者の都合や意向を確かめた上で会話を進める」練習(50代、女性、発達支援員)、②「職場で上司に書類作成の割り振りを考えた上で、早めに相談する」練習(30代、女性、臨床心理士)、③「奥さんに自分の仕事について考えを伝える」練習(40代、男性当事者)、④「職場の人の前で発表する」練習(30代、男性当事者)。

 2.ひとりSSTは”新型コロナとSST”がテーマで、「新型コロナのクラスターが出た高齢者施設で、コロナ対応で疲弊した施設長にいかにコロナの状況を上手に確かめるか」でした。「お願いする」「確かめる」スキルも、当事者の権利意識や、唐突な発動をすればトラブルになり、意図せず、相手への「ダメ出し」「批判」となることを、参加者全員が演習から学びました。


第12回 誰でもSST(12月5日)

 今回は、明石市(男女共同参画センター)主催で、「自分の想いを大切にするためのコミュニケーション」(誰でもSST)でしたが、県内、県外から30名を超える方の応募がありました。コロナ禍のため、20名に参加者を厳選し、市民講座(ワークショップ)を開催しました。今回は、『隣に住む母親が過度に関わってくるが、どう対応するか』『子どもが学校を休んだ際、ママ友にどう頼むか』『職場の飲み会の誘いが多いが、いかに上手に断るか』『母親とたびたび意見が食い違うが、いかに折りあうか』等のテーマが上がりましたが、様々な解決方法が参加者から上がりました。全員が生活する当事者として、今後に希望がもてる、とても有意義な時間を共有しました。


第11回 誰でもSST(11月1日)

 ウイズコロナの中でも、感染対策に留意しながら、15名限定の募集に20名以上の参加者があり、当事者4名、ご家族7名、一般・学生・支援者(医療・福祉・就労・教育)11名がSSTを体験しました。今回は、「当事者SSTグループ」と「家族教室グループ(家族SST)」に分かれてワークショップを行い、多くの方がとても充実した時間だったと感想を述べておられました。ご家族も、お帰りの際には、とても穏やかで満足そうな表情で帰っていかれたのが印象的でした。

 次回は、12/5(土)13;30、2020年度の明石市主催(男女共同参画センター)の事業です。


第10回 誰でもSST(8月30日)

 ウイズコロナの時代。感染対策に神経をとがらせながら、参加者の健康面を最優先してSSTワークショップを開催しました。今回からは参加者を15名限定とし、かつ、事前申し込みでの募集としましたが、当初の予想をはるかに超える申込みがあり、安全面から多くの方にお断りをさせて戴いた次第です。大変、申し訳ありませんでした。参加者は、兵庫県の都市部だけでなく、近隣の大阪府からも多数の参加があり、対人支援方法の広がりとSSTへの関心・期待の高さを感じました。多くの完全初心者に交じって、初級研修修了者はフォローアップの機会となりました。

 今回は、「就業時間の終わりになってサービス残業を頼まれるが、どうしたらよいか」「職場で、相手を責めないで自分の意見を上手に伝える方法」などのテーマが参加者から上げられ、参加者全体で問題解決を行い、とても充実した時間を過ごしました。参加された皆さまに感謝です!。

 最後に、相談場面の「ひとりSST」を経験しました。SST初心者の方は、額に汗をかきながらの対応(共感や助言)が多かったのですが、初級研修受講者は、SSTを活用した支援を展開されており、対応方法が幅広くなり、”さすが!”と感心させられました。


第9回 誰でもSST(1月26日)

 今回は、十分な広報がなかったにも関わらず、当事者、作業所指導員、精神科病院の作業療法士、心理士、学校講師、医療的ケアの看護師の方の参加があり、グループSSTとひとりSSTを体験し、大変熱気あふれる会となりました。当事者の方はSSTを体験してみる場となり、一方、初級研修会を受講された方はフォローアップの機会となり、リーダーやコリーダーとして自信を付ける場となってます。

 様々な「生の」テーマが上がり、「アンガーマネジメント」が取り上げられて、「初級研修会受講者」もデモンストレーションを見た後で、リーダーとなって「認知面(出来事の受け止め方)へのアプローチ」方法を学びあいました。参加された方には、この場を借りて感謝を申し上げます。


第8回 誰でもSST(12月22日)

 当事者、ご家族、一般、コンサルタント、支援者(生活支援員、就労支援員、病院専門職)、大学院生、高校生など、総勢26名が参加し大盛況でした

 終了後は、世話人で「ミニ忘年会」を開催しました。

「笑いヨガ」をウオーミング・アップで

        共同創造(Co-production)                    リカバリーに向けて、ともに目標と課題を設定し、実現へ)

グループのSST

ひとりSST(個別対応)


第7回 誰でもSST(11月9日)


第6回 誰でもSST(9月1日)

〇今回の参加者された皆さんです。

 医療関係者(看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、薬剤師)、福祉関係者(支援員)、産業カウンセラー、一般、ご家族(介護士)、当事者、等の方のご参加がありました。半数以上の方はSSTの初心者の方でした。

経験豊富な認定講師が「課題カード」を使って、アセスメントの「デモンストレーション」を見て戴いた後、全員で「グループSST」と「ひとりSST」を体験しました。

○今回は、前回以上の盛り上がりを見せ、参加者同士のつながりと安心感が形成されて、とても学びの多い、とても楽しい3時間でした。当事者の希望「明るくなりたい」から、長期目標「仕事を長く続けて、信頼されるようになる」、短期目標「自販機のトラブルの際、相手の都合を考えて電話連絡する」、練習課題は、「叔父さんの都合を考えて電話をする」練習に絞り込みました。後日ご本人から、「とても充実した日になり、ためになりました」と、嬉しいメールが届きました。また、介護士さんの「車いすの操作が分からないときに、より早めに社長に聞く」練習にも取り組み、その場にいた全員が解決に向けて協力しあいました。最後に、ひとりSSTを経験し、全員がSST体験を行いました。初参加の方の感想「引き込まれる感じがします」は、この会を進める上で最高の「褒め言葉」となりました


第5回  誰でもSST (7月7日)

 〇今回の参加者された皆さんです。

 

デイケアの臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士、大学院生、産業カウンセラー、看護師、就労支援員、当事者の方々

 SSTの完全初心者の方が半数、初級研修を体験された方でフォローアップの方が半数で、将来、認定講師を目指したい方も一緒に学んでます。

〇研修の内容は、当事者の「希望」を引き出し、「目標や課題を導く面接方法」や「グループでの支援方法」を経験しました。次回(9月1日pm)は「日常場面で相談支援に生かす個別SST」も体験します。ぜひ、楽しみにしてください。

〇感想後記として、SSTの支援は見ていると簡単そうで実は奥が深く、何よりも場数をこなすことが上達の一番の近道だと、参加者を見て感じました。私も認定講師として、参加者が上達するまで根気よくお付き合いします。


2018 ~ 2019

☞「誰でもSST」は、H30年度「あかし市民企画・みんなの講座」で誕生!。

〇第4回「誰でも参加できるSST」(2019.2.2)

〇第3回「誰でも参加できるSST」(2018.12.1)

  今回は、ご都合が付かない方が多く、参加者が4名と少人数でした。しかし、その分、少数精鋭のまとまった、内容の濃いセッションとなりました。今回のテーマは、自分の気持ちを理解してもらうために、自分の置かれた立場を変えるためにを主目的にして、「否定的な気持ち(怒り・不満・不安・悲しみ・心配など)を上手に伝える」です。

   今回、初めて「個別課題」のSSTを行いました。皆さん、とても前向きで、素晴らしかったです。私も傍にいて良い影響を受けました。3名の方はいずれも、「不満や愚痴で終えず、相手が受け入れられそうな、前向きな提案をする」「相手なりの立場、状況を尊重する」「やってもらえたら感謝を述べる」等に挑戦し、見事に態度がポジティブに変わり、横で見ていて感動しました。とても素晴らしかったです!。これからも、ぜひ応援したいです。 

AさんのSST                                                           「夜遅く仕事から帰宅した際、居間を私物で散らかしている娘さんに片付けを提案する」でした。Aさんの練習では、「提案する前に、和やかな雑談を入れる」「娘さんの私物を入れる箱を提案する」等を工夫点に2回練習を行いました。

BさんのSST                                                           「夜仕事から買い物袋を両手に下げて帰宅した際、楽しそうにTVを見ている子どもたちに玄関の靴の片付けを提案する」でした。Bさんの練習では、「玄関で呼び掛けないで、TVを見ている居間で(子どもの顔を見て)伝える」、「私は、今から家族の好きなお肉を焼くから、コマーシャルの間でいいから玄関の靴を整えて、と提案する」等を工夫点に2回練習しました。

CさんのSST                                                           「職場の上役に対して、前回お願いした件はその後どうなったかを確かめる。もし進んでいなければ再度お願いする」でした。Cさんの練習では、「相手の仕事の多忙さを労わる言葉を頭につけてお願いする」「お願いした件が進んでいなければ、いつ実行してもらえるか確認の質問をする」等を工夫点に2回練習を行いました。

 

            ○参加者の声                                                              

○「3回参加して、SSTについて少し理解できたかな?、という感じです。自分が様々な感情を持ち、ストレートに行動するのでなく、少し間を置いて、気持ちをリセットする。そして、私が相手にどうしてほしいのかという気持ちを穏やかに伝えていきたいと感じました。」                                                            ○「受ける側からだと、今回は少人数で、”内容が濃かった”と感じました。」                               ○「日頃の困った思いを違った観点から捉えられて心の余裕が持てた。役に立つと感じました。」

第3回  SSTの実践場面

「玄関の靴が散乱!子どもにどう片付けを伝えるか?」

〇第2回「誰でも参加できるSST」(2018.11.17

 今回は9名のご参加がありました。講座終了後にアンケートを実施しましたが、皆さんの満足度が高く、「とても良かった」が大半でした。講師として嬉しい限りです。自宅から会場までの距離で一列に並ぶ「ウオーミング・アップ」では、皆さん、20分から1時間半まで様々です。こんな簡単な「ウオーミング・アップ」ですが、お互いのことを知る機会になります。 

 今回のSSTでは、基本的なコミュニケーションスキルとして「傾聴スキル」を学びました。「聴スキルチェック・リスト」を用いて、参加者同士で振り返りを行ってみると、「傾聴しているつもりでも、自分の意見を言いたくなってしまう」、「真剣に聞こうとしすぎて表情が険しくなっている」、「話し手側の日々の努力・頑張りをもう少し認めてほしかった」等、多くの気づきの声があがりました。どうしても聞き手側の評価や満足度で判断しやすいけれど、大切なのは、話し手側が話しをちゃんと、どのくらい聞いてもらえたかという満足度だったり、聞き手側の評価だと気付かされます。傾聴は、簡単そうだけで難しい。やってみるとすごく奥が深いスキルです。90分があっという間に過ぎて、皆様から、「時間が短すぎる」とご不満も。大変申し訳ありませんでした。

   これから何度もSSTに参加されるうちに、どんどん社会的スキルを身につけて、お互いの親睦も深めていかれるんだろうと感じます。次回は講師の岸本と、「ウイズあかし」の笑顔美人の藤田さんが担当です。場を和ませるキャラクターの素敵な宮内さんは、残念ながら不在です(泣)。                            

○参加者の声

 

○「傾聴のことを、振り返れてよかった。傾聴ではなく、すぐにアドバイスしがちです。心に留めていきたい」

○ 「真剣に聞こうとして、眉間にしわが寄っていることに初めて気づいた。今後はもっと気をつけよう」

 ○「自分にできていない傾聴についてよく分かった。90分では時間が足りない」「時間が短い。あと30分あれば」

第2回 SSTの実践練習

「傾聴スキル;相手から満足度の評価をもらい、チェックリストをつける」

〇第1回「誰でも参加できるSST」2018.11.3

 13名のご参加があり、初対面の方同士での「自己紹介」「お互いの良いところを見つけて伝える」がテーマでした。参加者は「グループの心地よさ、楽しさ」をたくさん味わいました。「ウイズ明石」の宮内さん、藤田さんにはお世話になりました。「お互いの良いところを伝える」は、すぐには難しそうでした。

 同じ市民でありながら、昨日まで知らない者同士ですが、このご縁に感謝します。少しでも前向きに生きていかれるお手伝いとなればと思います。次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

○参加者の声

○「家庭の事情で15分遅れたことが悔やまれる程、面白い講座だった。コミュニケーション力が少しでも上がるように内容をフィードバックしたい。」

○「参加させて戴いて本当に良かった。感動した」

○「コミュニケーション力がいかに大切かを知りました。」

○「興味深い内容で、自分を見直す良いきっかけを戴きました。次回が楽しみです。」

○「講座の時間が短すぎる。2時間はほしかった。」

第1回 「自己紹介」「お互いの良いところを探し、褒める」